患者さんに「治る」の意味を聞くと、「病気になる前の状態に戻ること」と答えます。つまり、１００点の状態に戻らない限り「治った」とは思いません。
精神科医の場合は、８０点の状態になれば、「おおむね治った」＝「部分寛解」と考えます。
樺沢は、「最初によりも少しでも良くなる」ことを「治る」と考えます。
病気になってから１ヶ月後。患者さんは、３０日間、毎日、毎日「病気が治らない！」と悩み続け、ネガティブ感情に支配されます。
樺沢の定義を理解できれば、「ほんのちょっとでも良いところがあれば治っている」なので、「最初よりまし」なら２日目から治っている（治ってきている）」と感じられる。つまり、１ヶ月のうち２９日間「治ってきている」と、ポジティブ感情に支配されます。
さて、どちらが治りやすいでしょうか？
ネガティブな感情に支配されると、アドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンが分泌されますから、病気が治るどころか、悪化することもあるでしょう。
考え方を変えるだけで病気は治る！
「そんなことがあるか？」と思うでしょうが、『病気を治す感情コントロール術』では、脳科学的にそれを明らかにしています。
『病気を治す感情コントロール術』で、「病気の治り方」を理解すれば、それは「各駅停車」から「新幹線」に乗り換えるようなもの。是非、新幹線のトケットを手に入れ、今の「停滞」から脱出してください。
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