外出自粛読書術。この貴重な時間を有効利用し、読んでなかった本をドンドン読んでいこう!
今日は村本麗子さんの『コーチフル思考』。
公認心理師を受験したいのですが。
という人が、たくさんいます。
現在、心理カウンセラーとして仕事をしてる人には必要な資格でしょう。しかし、普通のビジネスをしている方が、ビジネスに心理学を応用したいからと、「公認心理師」を目指すのは愚の骨頂。ひの理由は、『インプット大全』にも詳しく書いたので、読んでくださいね。
ビジネスに心理学を応用させる。
それ、素晴らしい考えです。
そういう方には、「コーチング」や「NLP(神経言語プログラミング)」をお勧めします。
「臨床心理学」というのは、患者さんを治療するのが目的の心理学。ビジネスとは全く無関係で、ビジネスに応用することは、困難です。不可能とは言わないけども。
ビジネスに応用するために、心理学のメソッドを上手に活用されたメソッドとして「コーチング」や「NLP」という体系的なものがあるわけですから、それを学ぶのがてっとりばやいのです。
ということを、『コーチフル思考』を読みながら思うわけです。この本では、コーチングの中でも「人材育成」「チームビルディング」「マネジメント」「上司対応」「人間関係」など、職場でそのまま、今日から使えるレベルでコーチングのエッセンスを、実践的に落とし込んで解説してくれています。
「公認心理師をめざしたい!」
「心理学を勉強したい!」
という人は、こういう本を読んでいるのでしょうか。
多分、「ラボール」などという言葉も知らないような人が、いきなり「心理学を勉強したい!」とか、思うんでしようね。
心理学を勉強したい。それは、すばらしいことだと思いますが、もっと自分に役立つ心理学常識、ビジネスに近い心理学からはじめるべき。
『コーチフル思考』を読むと、上司と部下の人間関係、仕事上の様々なトラブルを、スマートに回避できる方法がわかります。知っていればもこじれないのに、知らないとこじれる。たいへんな心理ストレスを背負うことになリます。
♯ニュートラルなポジションをキープする
♯モンスター部下は、「あまり構いずぎない」だけでうまくいく
♯チームビルディングは、まず「ゴール設定」
♯「ギブ&テイク」から「ギブ&ギブ&ギブ」へ
♯飲み会はプレゼン
♯面談は「質問」ではなく「承認」からスタートする
などなど、
今日から使える、即効性のあるビジネスノウハウが満載された1冊。
『コーチフル思考 ~「ワーク」を「ワクワク」に変える』(村本麗子著、みらいパブリッシング)
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