ブリラム通信 ARRC最終戦 FINAL
すみません、日曜日は表彰パーティー、月曜日は陸路バンコクまで7時間、で夜のフライトで火曜の朝に帰国いたしました。
アジアロードレース選手権（ARRC）最終戦のレース2は、AP250クラスで“コヤマックス”こと小山知良が会心のレースを見せてくれました。
昨年、あと一歩のところでSS600クラスのタイトル獲得を逃した小山は、Honda CBR250RRの登場もあり、AP250クラスにスイッチし、タイトルを狙っていました。しかし、デリバリーの遅れでマシン製作が開幕戦のレースウイークという状況。メカニックが保安部品を外すところから始め、何とかグリッドに並びましたが、物力に勝り、テストも十分に行っていたアストラホンダに比べ、明らかに劣勢でした。開幕戦から第2戦まで中一週間しかなかったこともあり厳しいレースが続きましたが、ここでも小山は走らないマシンで驚異的なブレーキングで前に出る走りを見せていました。
結果的に、この序盤2戦4レースで差をつけられチャンピオンにはなれませんでしたが、第5戦インドレース1での優勝、そして今回の最終戦レース2での2勝目は“勝ちたい”という気持ちが全面に出ていました。
インドは、もともとF1を開催したこともあるブッダサーキットで行われる予定でしたが、マドラスサーキットになり、開催日も2週間早くなりました。実は、このころ小山の祖母・キクさんが末期ガンで入院しており、優勝の報告を、どうしてもしたかった小山は、レース1で圧倒的な速さを見せAP250初優勝を飾りました。レース2では、雨が降ったため2位に甘んじましたが、天気がよければダブルウインできていたでしょう。ポケバイのころから小山のレース活動を応援してくれていたというキクさん。優勝を報告を聞き、10月に97歳で永眠されました。
そして今回の最終戦は、レース1ではマシン差で最後に勝負できずに終わり3位となりましたが、その後、マシンセットをさらに詰め、ウォームアップでは、勝負どころでのブレーキングポイントの確認など決勝を見据える走りをしていました。この確認が功を奏し、最終ラップの最終コーナーではサルムン選手にインに入られてもクロスラインで逆転できる線引きができていたとレース後に語っています。表彰台の中央には、キクさんの遺影と共に上がり、空を指して優勝を報告していました。
SS600クラスは、羽田太河がランキング3位、伊藤勇樹がランキング4位と惜しくもタイトル獲得は成りませんでしたが、全力で戦った結果。ただ、伊藤のレース1でのトラブルは、もったいなかったですね。チャンピオンには、大逆転でアズラン・シャー・カマルザマンが輝き、自身2度目のタイトル獲得。カワサキにとっては、2011年の藤原克昭以来のシリーズチャンピオンとなりました。
●レポート：ことぶき
スイッチ ランキング 在 【2023年最新】Switch史上最高評価ソフトランキングTOP10 ... 的美食出口停車場
「ランキング」というものがゲーム選びの大事な大事な指標の1つになり ... 最高評価ソフトランキングTOP10【おすすめソフト ニンテンドースイッチ】. ... <看更多>