蘋果日報の成功と失敗 敗者の回顧録
蘋果日報の成功と失敗 敗者の回顧録
「不党、不売、不私、不盲」は貫かれたか
李怡氏は香港を代表するジャーナリスト。学生時代から左派で親共の立場をとり1970年に評論雑誌『七十年代』創刊したが、中国共産党に反対に転じ、1984年に雑誌を『九十年代』と改称して香港トップのクオリティマガジンに育てた(1998年停刊)。自らも長く寄稿してきた香港紙・蘋果日報(リンゴ日報、アップルデイリー)が6月24日を最後に停刊したのに際し同紙上で、同紙が実業家による創刊で読者のニーズに的確に応えてきた点を評価しながら、「法治」への過信が失敗であったと論じた。李怡氏の許可を得て、本人のフェイスブックから訳出する。【翻訳:富柏村】
蘋果日報の停刊で、そこに連載されていた私の「敗者の回顧録」もまた中断する(訳注1)。
蘋果日報は1995年に創刊され、その年末、私は論壇欄で毎週土曜日に評論「李怡専欄」の連載を始め、2005年から同紙論壇のメインエディターを2014年まで勤め、その間にエッセイや社説の「蘋論」いくつもの論評を書き、2016年から私の半生記となる「世道人生」の連載を今年3月まで続けた。私の半生は月刊誌『七十年代』、その後の『九十年代』の総編集を28年続け、その後、蘋果日報で25年の執筆だったので、半世紀にわたる筆耕の生涯で一半近くが蘋果日報とともに在ったことになる。
この連載のタイトルを「敗者の回顧録」としているが、論筆の仕事、家庭や生活を顧みると、私の半生はけして総じて「失敗」ではなかったが、私が一生のなかでずっと求めてきた「理想」はいま振り返ってみると、幾度となく失望となり、価値観は粉砕され続け、その点から見ると私は「敗者」なのだ。
蘋果日報の停刊前の末期の紙面に、この「敗者の回想録」の終章を書いている。四半世紀にわたりこの新聞に寄稿し編集にも参画し、毎日読み続けた新聞。私の「敗者」の定義からすると、この新聞も敗者である。
しかし忘れてはいけないことは、これまでの香港で発行されてきた新聞のなかで、蘋果日報はかつてはもっとも成功した一紙であったことだ。その成功が失敗に向かった外的要因は、もちろん世界的な紙媒体の衰退とオンラインメディア情報の爆発的な増加だろう。しかし蘋果日報が、その上で停刊を余儀なくされたのは、我々が周知のとおり、強大な権力の介入があり、香港は「礼崩楽壊」つまり社会秩序やモラルの崩壊があり、人権は保障されず法治も蔑ろにされた、その結果でもある。
蘋果日報の創刊者・黎智英(ジミー・ライ)はアパレル業界で成功した実業家で、メディア業界に参入した。連日、編集会議を開いて上級管理職ばかりか読者まで招き、すべての紙面の報道について見出しから記事内容まで余地を残さず評価した。「新聞は読者に読んでもらうものであって、新聞にはトップは一人しかいない、それは経営者でも広告主でも管理職でもなく、読者なのだ」と読者の関心を最優先にした。
黎智英には新聞発行の経験はなかったが、商売の十分な経験があった。従前からの新聞界はジャーナリストや文筆家が集まり辣腕の編集長がそれを取りまとめていたが、我々が蘋果日報に垣間見たのは商才にあふれた商機を逃さない辣腕の経営者の顔だった。
彼のメディア会社・壹媒体(ネクストメディア)社は週刊誌『壹週刊』と『蘋果日報』は発行部数を伸ばし、ゴシップ週刊誌の『忽然一周』やグルメ誌『飲食男女』が次々と評判となり、台湾版の蘋果日報も発行。どれもこれまでの新聞社経営のやり方を打破しての成功だった。
しかし台湾での市場拡大を目指した地元紙の買収や香港でのフリーペーパー発行も失敗……ことに台湾のテレビ局「壹電視」経営は大赤字。蘋果日報は創刊から間もなく発行部数を大幅に増やしたがボス(黎智英)は投資を惜しまず経営コストもかかり利益は上がらない。富裕の青年が編集や論評の方針に一切介入しないことを約束して30億HK$(約420億円)で蘋果日報の買収の手をあげた時も、手元資金の枯渇していた黎智英はこの買収提案を拒絶した。
この蘋果日報発行の長い年月のなかで中国は何度か黎智英の囲い込みを試みている。台湾にいた黎智英のもとに中国側の意を伝えるべく訪れた客を黎智英は保安員を呼んで追い出し、文化界のある大物は黎智英に大陸に戻り(黎智英は大陸生まれで香港への密航者である)中国での新聞発行を唆し、親類を通して北京旅行に誘ってもみたが、黎智英は頑なにそれを拒絶してきた。彼は自立した報道のために一切の妥協や取引を拒んだのだ。
いずれにせよ、この商才ある経営者が設立した「壹媒体」が香港に出現し、従前からの新聞業界に勝る成功をおさめたことは中文新聞史では1926年に張季鸞(訳注2)が『大公報』を中国の近代ジャーナリズム黎明期の代表紙にしたことに匹敵する快挙だろう。
張季鸞は「不党、不売、不私、不盲」という「四不」の原則を示している。特定の政党に加担せず、言論で取引をせず、私益を得ず、権力に盲従せず、つねに公器として公民の言論を代表すること。これは今のメディアにも求められる理念だが、大組織のメディアほど、これに忠実であることは難しく、黎智英もその「四不」のすべてをきちんと理解して実行できていたとは言い難い。
権力に阿(おもね)ることはなかったが香港の民主化実現という言論で民主派政党支持となり、思考と行動が過激化する若年層と距離をとるか近づくか(2019年にはついに「不割席=仲間割れせず協働」と腹を括った)、不党は困難な状況だった。言論で取引も私益もなく、「盲従せぬ」は自明だが、どの程度それができたかは意見の異なるところか。
そんな黎智英の最大の失誤は彼が最も尊重する遵法と法治への過信といえるだろう。1997年(香港の中国返還)の2年前に蘋果日報を創刊した当時、黎智英は中国政府が香港基本法を遵守し、平和的に民主的な香港統治を実現できると信じていたのだ。しかし中国政府が最も忌み嫌う方法論は、暴力的抗争ではなく、法に基づく和平的な手段で人民が自主権を勝ち取ろうとすることなのだ(訳注3)。
蘋果日報がない香港はどうなるのだろうか。少なくとも政界・財界の裏取引を暴くようなメディアは存在しなくなるだろう。例えばキャリー・ラム(林鄭月娥)行政長官が一昨年、中央政府に当てた報告(強硬政策は市民の反感を得るだけ、何らかの妥協が必要といふ内容の彼女の本心を吐露した内容)も蘋果日報が特ダネにしたが、「壹媒体」を除けばニュースの来源を秘匿してニュース提供者を本当に保護するメディアは他にないから、こうした情報提供もありえない。
私が蘋果日報の論壇欄に関わっていた時のアシスタントだったカリーナは昨日、フェイスブック上にこう書いた。「蘋果日報に別れを告げるなんて考えたくもない。どうすれば『精神』に別れを告げることができるだろうか。殊更、今日の香港では……」
「成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは続ける勇気である」(ウィンストン・チャーチル)。「不党、不売、不私、不盲」という「四不」の勇気、それは蘋果日報の「精神」そのものであって、それが人々の心に深く根ざしている。
(2021年6月24日版蘋果日報に掲載)
(訳注1)連載は今後は李怡のフェイスブックで継続される
(訳注2)ちょう・きらん[1888~1941] 日本に留学し東京第一高等学校(後の早稲田大学)に学ぶ。中華民国成立に関わり孫文の秘書務め、ジャーナリストとして『大公報』紙の再建に加わり見事に論陣を張り、中国の近代ジャーナリズムの確立に業績を残した
(訳注3)抗議活動が暴力的であれば武力鎮圧で済むが合法的な手段ではいちいち対応して何らかの交渉や妥協が必要となるから中国共産党政府がそうした手段を嫌うと李怡は見ている
「 不 党 、 不 売 、 不 私 、 不 盲 」 は 貫 か れ た か
李 怡 ジ ャ ー ナ リ ス ト
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同時也有4部Youtube影片,追蹤數超過14萬的網紅bys Game ch,也在其Youtube影片中提到,この動画は最終再臨などのネタバレ要素が含まれます、苦手な方はお気をつけください。 ▼playlist:【FGO】最終再臨ネタバレ注意 再臨+マイルーム会話集 https://www.youtube.com/playlist?list=PL-Ht2KAynxtyB5DVxp17EUg-uS2NMP-...
おもねる 在 何必日語教室/大和日語留學代辦 Facebook 的精選貼文
日本新聞分享
WHO秘書長唐德賽在歐洲也被指偏袒中國而受到批判
★〜寄(よ)り◎:靠近/偏袒
★おもねる③:討某人歡心
おもねる 在 bys Game ch Youtube 的精選貼文
この動画は最終再臨などのネタバレ要素が含まれます、苦手な方はお気をつけください。
▼playlist:【FGO】最終再臨ネタバレ注意 再臨+マイルーム会話集
https://www.youtube.com/playlist?list=PL-Ht2KAynxtyB5DVxp17EUg-uS2NMP-uC&disable_polymer=true
⇩ILLUST:ワダアルコ(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%80%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3
⇩CV:斎藤千和(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E5%8D%83%E5%92%8C
00:00 宝具:霊基1.2(ボイス1~3)
01:03 宝具:霊基3(ボイス1~3)
02:07 召喚
03:06 レベルアップ
04:01【霊基1.2】会話1~3
04:48 会話4~8
(4)玉藻の前
(5)モルガン
(6)始皇帝
(7)リンボ
(8)村正ァ!
07:29 好き/嫌い/聖杯/イベント
08:36【霊基3】会話1~3
09:03 会話4~7
(4)ウイリアムテル
(5)ロビンフッド
(6)刑部姫
(7)村正ァ!
10:59 好き/嫌い/聖杯/イベント
12:09 再臨1~4
14:12 最終再臨
16:10霊基ボイス
20:30 【霊基1.2】絆1~4
22:06 絆LV5
22:48【霊基3】絆1~4
24:16 絆lv5
【キャラクター詳細】
空気を読める女として、6周年を記念して一足先に
カルデアに現れた謎のサーヴァント。
その力、その魅力、いまだ謎に包まれたS・P・Y。
どこからどう見てもカルデアと敵対していたコヤンスカヤだが、もうビースト幼体ではなく、ただの万能美人秘書(光)です、と本人は語っているが……?
【絆1】プロフィール1
身長/体重:168cm・55kg
出典:Fate/Grand Order
地域:ロシア
属性:秩序・悪 性別:女性
「ご依頼は『効率のいい支配』ですね?
お任せください。善にかたよる事なく、悪におもねる事なく、公正に、冷徹に、マスターの生活を支援・管理してさしあげます」
【絆2】プロフィール2
西暦2017年に頭角を現すや否や、わずか一ヶ月で世界有数の民間軍事会社となったNFFサービスの最高経営責任者にして実力・実績ナンバーワンのエージェント。
『自由奔放な野性』をポリシーとし、妖艶に人間を手玉に取る魅惑の美女。
人間の行い全てを汚らしい、と評するが、汚いから嫌いというワケでもない。汚いからこそ楽しいものもある。そう娯楽、遊戯、経営である。
「人類の皆さまを掃討するだけ、であれば他の方にもできるしょう?
私は愛玩の悪から生まれたもの。
そう簡単に“罪の清算”をしてお帰りいただくほど恨みは浅くありませんので♡」
このように、何事でも愉しむ性格の為、
人類への攻撃もまわりくどいものになる。
色々と人類を分からせる方法を考えたが、最終的に
「愛玩していた側に管理されて退化していく事がもっとも屈辱的かつ倒錯的では?」
と至り、人類を支配するに相応しい『兵器の女神』として進化する道をチョイスした。
◆
八つ目の尾には『異星の神』を、
締めくくりとなる九つ目の尾には
『カルデアのマスター』を取り込む予定だったが、
六つ目の尾でトラブルが起き、その場で予定変更→最終目的である『ある計画』に業務を変更した。
NFFサービスの真の目的とは、果たして―――
【絆3】プロフィール3
野生に生きる者としてのプライドが高い為、
“相手が誰であれ、もらった利益は必ず利益で返す”“約束は必ず守る”という律儀さがある。
1.5部の間、人間社会で企業経営コンサルタントとして活動し、成功していたのはこの性格によるものだろう。
○マスターへの態度
表面的な欲望を叶えてあげながら、本質的な希望(将来の夢、理想の自分等)を甘く踏みにじる……というスタンス。
このコヤンスカヤと契約した人間は、その日から成功者であり毎日が楽しいものになるが、最終的には何もかも奪われ、絶望し、やる気をなくしてダメ人間になる。
しかし。甘やかされすぎて理想の自分になれなかった……気がついたら機会を失っていた……と気がついて絶望していくマスターの落ち込み具合を見る事自体に生き甲斐を感じてしまったコヤンスカヤは、またその生き甲斐を味わう為、マスターを元の状態に立ち直らせようと奔走する。
かくして挫折→奮起→挫折→奮起という無限ループが始まるのであった。
最終的にどちらが得をしてどちらが損をするのかは、そのマスターの人間力にかかっている。
【絆4】プロフィール4
○騎乗:B
時代・流行に乗る女としてそれなりにイケてる。
○単独行動:EX
驚くべき事に、そして恐るべき事に、光のコヤンスカヤはマスターを必要としない。
マスターの命令に従う理由はただ一点。『人間とは違い、約束(契約)は破らない』というプライドだけである。
○単独顕現:C
SPYとしての証。ドリフター能力。
ビースト属性を持つコヤンスカヤはいかなる異世界・異常識であろうとお邪魔できる。
ビースト幼体だったコヤンスカヤはこのスキルでロストベルトだろうと白紙化地球だろうと気軽に転移できたが、現在は大きくランクダウンした為、前ほどお気軽に転移はできないようだ。
○変化:A
本来は防御力をあげるものだが、コヤンスカヤはSPY活動の為にこれを愛用する。
○イノベイター・バニー:A
繁栄の為に編み出されたシステムをよりよく使い、
人類のみを苦しめる(酷使させる)循環を創り上げる
権能……とドヤ顔で語るが、ただの趣味、才能である。
【絆5】プロフィール5
『霊裳重光・79式擲禍大社』
ランク:C 種別:対界宝具
レンジ:1~9999 最大捕捉:一都市
イズトゥーラ・セブンドライブ。
漢字の読みは『れいしょうじゅうこう・ななじゅうきゅうしきてきかたいしゃ』。
NFF傘下の企業・タマモ重工が誇る優秀兵器、NF-79式制圧戦術車両を召喚し、敵を殲滅する。
NF-79式は車両でもあり、同時にコヤンスカヤを奉る社でもある。
放たれる膨大なミサイルは『擲果満車』の故事に倣ってのもの、と本人は語っている。
畏れ多くも大社の名を持ってはいるものの、これはコヤンスカヤ本人の神徳を示す為ではなく、神徳を損なう、あるいは神聖なる者の敵対者である事を示している。
○殺戮技巧(人):A
数学の祖のひとり、アルキメデスが
保有しているスキルの亜種。
アルキメデスは本人が望まぬまま『その時代の技術水準以上の殺戮兵器』を創り出してしまったが、コヤンスカヤは望んでこのスキルを手に入れた。
その時代にある人類の兵器を自在に使い、威力は『人類が使う場合より数倍のものになる』というスキルで、自然の因果応報のサイクル(本来はゆるやかな、数百年かけて行われるもの)を瞬間的に行使したもの。
元ビースト幼体のスキルに相応しく、理論上、『その時代の人類では太刀打ちできない』事を示している。
とはいえ所詮は人類にマウントとる為のスキルなので、サーヴァントやモンスター相手ではそこまで絶対性のあるスキルではない。
【絆5】プロフィール6
ビーストとは『人類が発展する際に生み出される業』によって生まれる悪であり、ビーストⅣ候補であったコヤンスカヤもそのひとつ。
このコヤンスカヤは『人類に迫害されたもの・人類が迫害に使ったもの』のうち、『迫害に使ったもの』
……即ち、『人類が創り出した殺傷道具』を網羅する神霊となった。霊基第三になると、玉藻の前を形成する文化をリスペクトし、兵器大神(いくさうつわのおおみかみ)を自称する。
人類が創り出した全ての兵器を使う権利があり、また、この性能を極限まで発揮する権能を持つ。
光属性になっているとはいえ、
人間嫌いなのは変わらない。
『人類掃討』まではいかないまでも、『そろそろ図に乗った人類に分からせるか』といったスタンス。
『■■■■■■■』が集合した復讐者。
自然界の報復機構が擬神化したものではあるが、玉藻の前を原型にした為か、『それはそれとして自分の人生も楽しみますね☆』というエンジョイ力が強い。
そして一番重要な秘密として、どれほど人類の敵対者であり結婚願望がなかったりしても、玉藻の前が持つ『奉仕体質』だけは無くならない、というものがある。
ちなみに、狐(フォックス)ではなく兎(バニー)である。
#FGO #コヤンスカヤ #宝具

おもねる 在 bys Game ch Youtube 的最讚貼文
この動画には最終再臨などのネタバレが含まれます。苦手な方はお気を付けください。
↓Playliste:最終再臨ネタバレ注意 再臨+マイルーム会話集【FGO】
https://www.youtube.com/playlist?list=PL-Ht2KAynxtyB5DVxp17EUg-uS2NMP-uC
↓関連
【FGO】亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム
https://www.youtube.com/playlist?list=PL-Ht2KAynxtxN_q8JOXppIA9SD4VvAGjJ
↓CV:大和田仁美
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%92%8C%E7%94%B0%E4%BB%81%E7%BE%8E
↓ILLUST:黒星紅白(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E6%98%9F%E7%B4%85%E7%99%BD
会話:4.ダビデ/5.術ジル/6.エジソン/7.ジェロニモ/8.ミドラーシュ(真名)
『再臨による変化』
会話:レベルアップ/1/2/3/好きなこと/嫌いなこと/イベント開催中
↑抜けがあったらすみません。
・其は罪人なり、七つの縄の結び目なり。
異端の地に贖罪を求むるは、悪魔の収穫なり。
―――無垢なる少女が指し示す、次の犠牲者は誰?
身長/体重:152cm・44kg
出典:史実
地域:北米・マサチューセッツ
属性:混沌・悪 性別:女性
金髪・碧眼の12歳の少女。
・17世紀末。
清教徒の開拓村セイレムで起きた「魔女裁判事件」。
最初に悪魔憑きの兆候を示した一人が少女アビゲイル・ウィリアムズだった。
悪魔憑きの異常な症状は他の少女たちにも
伝播し、およそ一年にわたって多くの村人が
告発された。
その結果200名もの逮捕者、うち19名もの絞首刑、
2名の獄死、1名の拷問死という惨劇を招いた。
少女たちの真意やその引き金となった要因など、いまだに多くの謎が残されている。
・清教徒の信徒としてのアビゲイルは、神を敬い、感謝の祈りを欠かさぬ無垢な少女だ。多感で疑うことを知らない、年頃の娘にすぎない。
清貧を信条とする清教徒たちは、権威におもねる教会の弾圧を逃れて海を渡り、新世界へと至る。しかしやがて彼らは追いつかれ、追い詰められた。彼らの抗議(プロテスト)の矛先は、身近な隣人へと向けられた。
退廃と抑圧の世にこそ“英雄”が立ち上がるように―――
自分を律するはずの潔白の信条は、他者を監視する道具となり、戦乱と略奪が繰り返される植民地の不穏な暮らしは、猜疑心と利己心を育んだ。
―――彼らはやがて心の底に狂気を、“魔女”を求めるようになる。私たちのこの不幸と苦しみは、悪魔の仕業でなければなんなのだ、と。
果たしてセイレムに魔女は現れ、凄惨な魔女裁判の門は開かれた。“鍵穴”となる狂瀾たる状況。人々の欲望を映しとり“鍵”となった少女。その両者が欠かせぬのだとしたら、さて、罪はどちらにあるのだろうか。
Fate/Grand Order公式サイト
http://www.fate-go.jp/
【Fate/Grand Order】
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おもねる 在 まとめまとめの Youtube 的精選貼文
【まとめのまとめ】
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俺…35歳
嫁子…27歳
元嫁…33歳
元嫁夫…元嫁の再婚相手
○子、○男…7歳、4歳
離婚時幼かったため引き取れず、
元嫁の所で生活
△男…元嫁と元嫁夫の間の子供
結婚して子供も生まれて
幸せだったが、
段々元嫁の様子がおかしく
なってくる。
何というかベタだけど携帯を
トイレにまで持ち込んだり、
夜中コソコソメール
してたりって感じ。
で、ちょっと締めたら吐いた。
中々良い体してたし、
チヤホヤされるのも
楽しかったらしい。
ちょっと
「アタシって悪い女…ウットリ」
って感じで腹たった。
もちろん離婚切り出したんだけど、
元嫁は不倫相手と再婚する気
満々であっさりOK。
最後の最後まで親権養育権で
争ったが、
途中で挫折。
上も下もかわいくて
かわいくてしょうがなかった
俺はかなり荒れたが、
とにかくこいつらに
苦労だけはさせまいと、
養育費月10万、必ず振り込んだ。
その後、風のうわさで元嫁が
不倫相手とは違う男と再婚
した事を知る。
そして自分も再婚。
今嫁はしっかり者で、
きちんとした女、子供を
思うと切なくなる時もあったが幸せ。
所が今嫁との間には子供が出来ない。
それを気にした今嫁が
こっそり病院に行くが何の
異常も見つからず、
一応念のために、と俺も
病院に連れて行かれた。
結果、俺の種は95%以上が奇形で、
通常では妊娠する事は無いと判明。
最近そうなったのかと思ったが、
45年ではこうなる可能性は低く、
おそらく生まれつきの
ものであると言われた。
しばらく物考えられなくて、
グダグダしてたら振り込みの
日が来た。
またグダグダして悩んで、
結局振り込まなかったんだけど
次の日には元嫁から電話。
用件は当然振り込みの催促だった。
最初こそ丁寧だったけど、
俺がアーウーって言ってたら
切れられて罵られた。
子供の権利だとか、若い女に
のぼせて子供を捨てるだとか、
もう2度と子供に会わせて
やらないだとか…
話聞いてたら頭に来ちゃって
俺「俺さ、この前病院に
行ったんだよ」
元
「だから?
医療費払ってお金ないって事?」
俺「んで、俺不妊だって」
元「だから?そんなりゆ…は?」
俺
「だーかーらー!
俺子供作れないの!!!!」
元嫁黙る。
俺も黙る。
ちょっとしたら
「あのさ、それって今の
奥さんが出来ないだけでしょ!?
現実○子と〇男が…」
「だーかーらー!
それ俺の子じゃないの!!!
でもな、ずっと俺は
あいつらの父親だと思ってたし、
あいつらも俺の事父親だって
思ってるから、
いきなりこんな事知らされて
パニクってんだよ!このクソ女!」
元嫁も焦ったらしいが、
開き直って
「あのさ!だから何!
もう私たち夫婦じゃないから!」
で電話たたっ切られた。
頭いてぇーーと思いつつも、
ここは踏ん張りどころ。
次の日、元嫁夫が電話をよこす。
「元嫁の様子がおかしい。
しかも養育費未払い、
どうなってるんですか?」
って。
電話を受けたのは今嫁なんだけど、
今嫁に対して
「お金貰えないなら子供を
育てられない。
生活が苦しくなると家庭も荒れる。
荒れた家庭に育つ子供が
かわいそうだ」
みたいな事を言い、
それが今嫁には暗に
「金くれないなら虐待するぞ?」
って感じに聞こえたらしい。
今嫁からそれ聞いた時正直
パニクったよ。
血は繋がってなくっても
やっぱりかわいいから。
今嫁とも話し合って決めた事は
1番.子供には何も言わず、
元嫁から親権と養育権を取る。
今まで払った養育費は回収しない、
それと手切れ金でもくれてやる。
2番.それを拒否した場合
親子関係不在の訴えを起こす、
払った養育費約400万は
返してもらう。
子供たちは何度も家に
泊まりに来た事があり、
「近所のおばちゃん」
感覚かもしれないが今嫁にも
懐いてる。
今嫁にとっては大変な事な
のは重々承知の上、
それに甘えた。
今、何度考えても今嫁の
決意に驚いてしまう。
そして弁護士つけて、
弁護士の名前で元嫁夫婦を呼ぶ。
元嫁は弁に連絡して
「行きたくない」と言ったらしいが、
「では裁判で」と言うと
おとなしく来た。
元嫁夫なんだけど、興信所で
ちょっと調べた。
いわゆる求人広告に毎週載っ
てるようなブラック系テレ
アポ営業会社勤務、
しかもサラ金に借金があるらしい。
それでデキ婚。
息子が一人生まれてる。
だからきっと金の件で
もめると思った。
で、元嫁夫、第一印象は
「おとなしそう」
写真では見たけど、
イケメンで人畜無害な感じ。
黒髪でシャキッと短髪、
小さくて痩せてて女の様な細面で、
まあ言うなればジャニ系?
もしかして今嫁ちょっと
大げさに言った?と思ったがいきなり
「養育費なら減らしませんよ?」
とへらへらしながら言ってきた。
元嫁がたしなめるけど
「だってさ無理だしww」って。
おとなしそうな顔なんだけど
中身はDQNなのか…と暗い
気持ちになる。
で、早速用件を切り出した。
「単刀直入に言いますが、
こちらに親権を渡していただきたい」
そしたら嫁驚いてた。
多分ものっそい予想外だった
んだろうなw
元嫁夫も驚いてて「え?
子供、引き取るんですか?」
とか言ってる。
元嫁はパニックになり
「駄目!嫌!子供は渡せない!」
と叫びだした。
「養育費が欲しいからか?」
と言ったら
「違うにきまってるでしょ!
私の子供なのよ!」
と発狂寸前。
ワーワー喚きながら
「○子も○男がその女(今嫁)
に育てられる訳が無い!
育てさせてたまるか!」
だの
もう手がつけられない。
元嫁夫、おもねるように
「妻もこう言ってますし、
連れて行かないでやって
ほしいんですけど…
俺も結構普通に可愛がってますよ?
○子なんか△男って…弟な
んですけどかわいがってるし」
と言ってきた。
それなら2番だ、と伝えると
元嫁&元嫁夫茫然。
「は?
マジ?二人とも血繋がってないの?
ちょ、
嫁お前それねーーだろwwwww」
その後ハッとして
「つか誰の子なんだよ…」
元嫁夫、急に雰囲気
変わったんで一同ハッとなる。
「(俺)さんの子供だよ…
間違いなくそう…」
「んなこた聞いてねぇんだよ
ーー!!△男だよ!!」
ああ、そうだよね、そっちが
気になるよね。
なんか夫婦喧嘩を冷めた目で
見てたら、
元嫁夫激昂して元嫁にビンタ。
シッチャカメッチャカに
なった場を鎮めたのは今嫁。
「ケンカは後にしてください!!!」
と怒鳴ると静まり返った。
元嫁は泣いてるし、元嫁夫は
ふてくされた顔でドカッと
座りなおし。
弁が仕切りなおして、
1番の特典を話しだす。
すると元嫁夫ピクッと反応。
「小さなお子さんも
いらっしゃるようですし、
今大きな借金を背負うのは
得策ではないでしょう」
と説得され、元嫁夫ちょっと
嬉しそう。
でもやっぱりDQN、
手切れ金100万用意してやったが
「いや、俺もね、○子も○
男も本当の子供と思って育て
てるんですよ…
100万円貰ったって、
急にわが子を手放せる親が
いますか?」
と足元見てきた。
俺、フっとため息をついて
「元嫁夫さんの気持ちもわかります。
私も子供を奪われる苦しみを
味わってきましたから。
それに私も血の繋がらない子供を、
実子として育てたいと思ってますし、
それは元嫁夫さんとも同じですね…
あの苦しみを味わうのは私
一人で十分です」
とか言ったら
慌てて
「でもこっちも赤ん坊がいるし、
正直苦しいんですよ」
とか言い出して
元嫁放置のまま、元嫁夫が了承。
また元嫁発狂。
土下座して
「お願いですから子供だけは
取らないでくださいお願い
しますお願いします…」
元嫁夫
「そんな事言ったって
引き取ってくれるって言っ
てるんだし、
家にいるよりずっといい
暮らしさせてもらえるって」
元嫁土下座したままそれを
遮るように大声で
「お願いしますお願いします」
のエンドレス。
元嫁夫が引きずるように
土下座をやめさせると、
「(俺)さんとは血が繋がっ
てないかもしれないけど、
私とはつながってる、
(俺)さん、お願いします、
引いてくださいお願いします
お願いします…
実母と引き離されて他人の
中で暮らさせたりしないで
下さいお願いします、
(俺)さんを父と思ってる
子供たちには罪が無いんです、
だから言わないで下さい
お願い(ry」
もう元嫁グチャグチャで話に
ならんと、
その日は解散になった。
数日後、元嫁父から電話が
来て会いたいと言われた。
弁護士同伴で指定の場所に行くと、
顔見た瞬間に土下座された。
「バカな娘ですまない…」と
半泣きの状態。
元嫁母も並んで土下座、
こっちは号泣。
用件は簡単にいえば
「子供を自分の所に引き取ら
せてほしい」
だった。
元嫁と元嫁夫は盛大な夫婦喧嘩をし、
元嫁実家にいるらしい。
「元嫁夫君は君から入る
養育費が欲しいだけ、
少しでも愛情が残っているなら、
子供をそんな環境に置く
わけにいかないと思うだろう。
どんな償いでもする」
と頭を下げられた。
元嫁夫、一応虐待はしてないが、
子供に対してかなり無関心らしい。
おまけに借金あって生活がカツカツ、
俺の養育費は奴の返済と
遊興費にほぼ当てられ、
足らずに元嫁親も仕送りしてた位、
仕事はDQNだし、それすら
続かないし、
家に金も入れないで
親としては離婚させたいらしい。
何か話スムーズだなと思いつつ
「子供の父親については
疑問に思わないのですか?
私の言う事をうのみにしてる
ようですが」
と言うと、二人とも
うつむいてしまった。
元嫁認めたんだろうな…
改めて心が重くなる。
元嫁親は今まで払ってきた
養育費の返還と慰謝料
500万を提示してきた。
慰謝料が足りなければ、
家を売ってでも必ず用意する。
親子関係不在調停もすぐに
受け入れる。
その代わり子供たちにはまだ
何も言わないでほしい。
それは大きくなって、
物事を落ち着いて考えられる
ようになるまで待ってほしい。
まずその条件をゆっくり
考える事にして解散。
帰り際、
「あの子は自分で自分の
幸せをぶち壊したバカな娘です。
でも何があってもやっぱり
娘なんです」
と言われ、
元嫁父になぜか良く似ている
娘の顔を思って泣けた。
数日間、今嫁や弁と話し合って、
元嫁親の条件を受け入れる
事を視野に入れ始めた。
何と言っても今嫁の両親が
怒り狂ってて、
今嫁は親と絶縁覚悟。
それはちょっと…という事も
あったし、
実際に子供を育てた事のない
今嫁に育児ができるかどうか
心配でもあった。
でもためらいもあり、
自分に言い聞かせるように
「これが一番いい方法だ」と
思いこみ、
「いやでもいつまでも元嫁
親が元気でいるわけじゃない」
とまた悩み…
あまりの身勝手さに自己嫌悪
ひどくって、
仕事は行ってたけど
休みの日とか布団から出
られなくってグズグズしてたり。
離婚した妻の血の繋がらない
子供の人生を、
俺がどうこうしていいのかな?とか
俺のわがままで今嫁は両親と
不仲になってる、
とか
元嫁から子供を取り上げる、
しかも実子じゃないのに
