群馬県は22日、県民の宿泊費を補助する愛郷ぐんまプロジェクトの第2弾を新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今月29日から当面中止すると発表しました。決定から一夜明けた県内の温泉地を取材しました。
伊香保温泉のホテル松本楼では、当初、大型連休中の予約は、ほぼ満室となっていましたが、中止が決まった22日からキャンセルが相次いでいるといいます。首都圏からのキャンセルも増えていて、愛郷ぐんまによって県内の予約を期待していただけに影響は大きいと話します。
また、渋川伊香保温泉観光協会の関口征治会長は、首都圏からの伊香保温泉の宿泊客がおよそ6割から7割を占めることから、緊急事態宣言の影響も懸念しています。
一方、草津温泉では、すでに観光客は、まばらな様子です。
愛郷ぐんまを利用して観光に訪れていた県民もいました。
湯畑周辺の店に聞くと、愛郷ぐんまで客足は戻ってきたと話します。
草津温泉観光協会の市川薫会長は、観光地としては、沢山のお客様に来てほしいが、そのためには一時我慢することも大事ではないかと話し、これからキャンセルが出るのか、予約してもらえるのか、わからない状況だが、致し方ないことではないかと、ある程度は理解している。と話していました。
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