10秒コーヒーin沖縄!
那覇空港から南東に向かい、車で約10分。姉妹2人で営み、2020年で17年目を迎える"自家焙煎珈琲田原屋"があります。"タハラ"ではなく、"タバル"です。九州・沖縄特有の呼び名ですね。お店は2階に位置し、螺旋階段を登り入店。まず、1番目に目に入ったのが、アンティークミシン。昔の足踏みミシンをテーブルとして使用されていておばあちゃん家のような懐かしさ。そして、アンティークテーブルとして使用するアイディアに、お洒落さと、使用しなくなったものをリメイクできる発見があることを知り、感動しました。店内では他にも、沖縄っぽいアクセサリーやストーンのチャームなどが置かれていて、販売していました。
さて、今回コーヒーはテイクアウトに。普段店内で提供しているコーヒーはエスメラルダ・コロンビアだそう。販売用の置いてある豆を見ながら、こちらからも選べるのかときいたところ、快く選ばせてくださいました。
"キングマンデリン"という輝かしいネームに惹かれましたが、それを上回る希少価値のある豆が!その名も、"グアテマラ・ジュニインピーベリー"。
通常のコーヒー豆は、コーヒーチェリーの中に半円球のコーヒー豆が2つ入っています。ですが、ピーベリーはコーヒーチェリーの中にコーヒー豆が1つしか入っておらず、丸いコロコロした形をしています。この、丸い形をしたコーヒー豆をピーベリーと呼んでいます。3〜5%の割合でしか収穫されない希少性の高いコーヒー豆です。
私は焙煎をするときに、このピーベリーがよく混ざっているので見ることは多いですが、このピーベリーだけを使ったコーヒーはまだ飲んだ記憶が無く、おそらく今回初めての挑戦となります。
一口目を口に含んだ瞬間、草原を思い浮かべるような爽やかさ、そして、酸味と苦味が口の中に広がり、その後押し寄せる果実の甘みがバランスよく、ハーモニーを奏でていました。個性的でありながらもピーベリーならではの丸みのある上品な味わいで、記憶に残る一杯となりました。
そして、テイクアウトでコーヒーが出来上がるまでの時間に"コーヒーぜんざい"の試食をいただきました。あずきはもちろん、このコーヒーゼリーが絶品で、おそらくドリップしたコーヒーを使っているのか、コーヒーを食べているような感覚でした。コーヒー好きにはたまらない1品ですね。ちなみに、沖縄でぜんざいといえば、カキ氷がのったものが主流です。私がイメージするのはあたたかい汁状のぜんざいなので、子どもの頃はじめて知った時には驚きました。
自家焙煎珈琲田原屋
住所:沖縄県那覇市田原3丁目11−2
営業時間:11:00~20:00
定休日:日曜日 祝日
◆チャンネル登録はこちら↓
https://www.youtube.com/channel/UCaZkHXBb4oTQ4LJt-se-GcA
◆ツイッター
https://twitter.com/kyakyao3
◆インスタグラム
https://www.instagram.com/kyakyao3/
◆TikTok
https://vt.tiktok.com/hobMY2/
#10秒コーヒー
![post-title](https://i.ytimg.com/vi/uxlWhw7JLVQ/hqdefault.jpg)