東京・学芸大学より徒歩10分。車の往来が激しい目黒通りを歩いていると、ガラス張りの大きな建物が突如現れます。一見、何の建物なのかわからない佇まいに、何かのお店だろうかと引き寄せられていきました。
店内に入ると、白衣を着た店員さんが迎え入れてくれます。カウンターでコーヒーを淹れる姿は、まるで何かの実験をしているかのよう。その奥には大きな焙煎機があり、工場のような空間が広がっています。
席は、1階と2階があり、2階からは大きな焙煎機が見下ろせる造りです。
コーヒーメニューは、3種類のオリジナルブレンド、陽煎り(HI-IRI)、神煎(KAMI-IRI)、月煎(TSUKI-IRI)と、シングルオリジンのエチオピア イルガチェフェ、マンデリン G1、キューバ TL、グアテマラ ゲイシャ、カフェインレス珈琲(コロンビア)があります。
アイスコーヒーは、神乃オリジナルアイス珈琲、プレミアム水出し珈琲の2種類。プレミアム水出し珈琲は、ワインボトルのようなボトルにコーヒーが入って提供され、洗練された見た目です。
実は、「神乃珈琲」は"コーヒーを追求するファクトリー&ラボ"がコンセプトの、ドドールコーヒーの新業態なんです。コーヒーの提供だけではなく、工場見学のようにコーヒーが製造される過程を見ることができ、焙煎したてのコーヒーを飲める。
コーヒーにまつわるものを包み隠さずお伝えしたいといった代表者の想いが込められています。
さて、今回頂いたコーヒーは、マンデリン G1と月煎(TSUKI-IRI)の2種類。
シングルオリジンのマンデリン G1は、そのものの味を楽しんでほしいといった考えから、焙煎度合は浅煎りにしているそう。ググッと深めに煎ったマンデリンの苦味の中にある甘みやコクを楽しむのが好きな私にとって、浅めに煎られたこの豆はまた違った楽しみ方を提案してくれているようで、新鮮な感覚でした。浅煎りが醸し出す独特の香りと酸味がフルーツジュースのようで一気に飲んでしまい(笑)、ブレンドの中で一番の深煎りと聞いたオリジナルブレンドの月煎(TSUKI-IRI)を追加で頂くことに。
月煎(TSUKI-IRI)の焙煎度合は中深煎で、生産国はエルサルバドルやグアテマラなど。ナッツのような芳ばしい香りと甘さが引き立っていて、喉を通った後のコクのある余韻も味わえます。カシューナッツやダークチョコレートとのマリアージュが楽しめそうな、そんな一杯でした。
コーヒーを抽出する様子を見ていて気になったのが、赤い光。これはドリップ時にサーバーを保温する為の赤外線だそう。ドリップサーバーが三角フラスコの形状になっていて、まさに実験をしているかのようです。見ているこちらもワクワクし、引き込まれました。
最後に、「神乃珈琲」は全国に3店舗を構えています。
神乃珈琲の味わいを支えるロースタリーを持つ店舗「Factory & Labo 神乃珈琲」が今回紹介したお店。
都会の喧騒を忘れる長閑な場所として「神乃珈琲 銀座店」、日本の繊細な美を提供する"おもてなし"の空間として「神乃珈琲 京都店」です。
更に、東京・青山にある「ボルボスタジオ青山」に併設されているカフェは神乃珈琲とコラボしたカフェ。こちらでも神乃珈琲の味が楽しめます。
ホームページで銀座店、京都店を見るとメニューも少し違うようですが、ドトールコーヒーがこの「神乃珈琲」にかける想いは同じなはず。お近くの「神乃珈琲」でコーヒーを堪能しに行ってみては?
Factory & Labo 神乃珈琲
住所:東京都目黒区中央町1-4-14
営業時間:9:00~20:00
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#10秒コーヒー
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